2021年9月17日
厚生労働省は新型コロナウイルスの感染経路は接触と飛沫が主なものであるとの従来通りの説明を崩していませんが
WHOとCDCは空気感染(空気中に漂うエアロゾルを含む)も重要な感染経路と、2021年の確か春頃に明記しています。
なぜ日本において、感染経路には空気感染が明記されていないかはまったくもって不明ですが、
空気感染での感染を防ぐには、従来通りの3密に加え、【換気】がとても重要ということは
皆さんもご存知の通りです。
下北沢井上デンタルクリニックでは、新型コロナウイルスが流行始めたころより院内の窓を常に開けて
換気をしてきましたが、本当に換気は難しいの一言です。
なぜなら窓を開けただけだと、簡単に空気は循環してなさそうだからです。
おそらく、部屋の外の気温や湿度、窓の大きさや風向き、風速の条件と、部屋の中の温度や湿度との微妙な関係性で
空気が流れるか流れないかが決まってくるのだと思います。
やはり換気のボリュームが院内にどれだけあるかが
下北沢井上デンタルクリニックを訪れた患者様同士の相互感染を防ぐには大切だと考えますので、
院内には8つのファンと7つのエアコンの送風機能で強制的に空気が流れるようにしております。
診療中にクリニックの入り口のドアが閉まている場合もあるかと思いますが、
バックヤードでは必ず2か所以上で空気の流れを作っておりますので、
少しでも診療中の不安や、クリニック滞在時間中の感染リスクを減らせるようにしております。
とはいえ、平日はほとんどの場合予約制なのでクリニックに
ご予約の患者様お一人ないしはお二人しかいない場合がほとんどですし、
会計と予約も診療後すぐに終わるようなシステムを組んでおりますので
ご安心頂けるかと思います。
下北沢井上デンタルクリニック
院長 井上 雄吾