2017年11月25日
日本人の多くがむし歯で歯を失っていくという事実は
ここ数十年間変わらない現実があります。
当院では、受診された患者様のお口の歯が今以上に失わないために、
ただ単純にむし歯を見つけて削って埋めるような治療は極力しないようにしています。
また、歯みがき指導のみの(清掃性を上げるためのブラッシング指導のみの)
むし歯予防方法も
取らないように心がけています。
(むし歯が発生する環境は単純に口腔内の清掃性だけの問題ではないからです。)
下北沢井上デンタルクリニックでは、ご来院されるみなさんにわかりやすくむし歯を予防できるように
カリフォルニア大学サンフランシスコ校歯学部長のフェザーストーン教授が提唱し
全米歯科大学65校中40校が採用していると言われている
CAMBRAと言われるむし歯予防方法を積極的に取り入れています。
このむし歯予防方法の大きな特徴は、
「むし歯を誘発する疾患指標とリスク因子からなる病変因子」
と「むし歯を防ぐ防御因子」のバランスの上に、むし歯の発生があると考えられているところです。
また、CAMBRAでは「フッ素によるむし歯予防」を積極的に取り入れています。
むし歯予防にはハイドロキシアパタイトやキシリトール、口腔内のpH管理など
複合的にアプローチすることが大切と思われ、
もちろんフッ素のみでむし歯予防ができるなどという単純なシステムではないのですが
それは受診された際に詳しくお伝え致します。
いかに初期むし歯を再石灰化し、人間の目で見て確認できるくらいのむし歯にならないような環境作りが
歯みがき以外の方法でアプローチできるかがむし歯予防には大切です。
むし歯になりやすい方やお困りの方はぜひ下北沢井上デンタルクリニックにご相談ください。