2024年4月8日
患者様の歯の寿命を延ばせる治療に力を入れている
下北沢井上デンタルクリニックです。
私たち歯科医師が患者様の治療で一番避けたい治療が
「抜歯」と考えています。
下北沢井上デンタルクリニックでは抜歯をすることは日常の診療では
あまりありませんが、もちろん医学的な必要性があり「抜歯」をする
ケースもございます。
患者様も抜歯に至る状況だけは絶対に避けたいと思われていると思いますが
どのような状況で抜歯に至るか、歯を抜く状況とはどのような状況なのかを
少しでも事前に知っていただくと予防することも
できる場合がありますのでお伝えしたいと思います。
まずほとんどの状況がまずこの3つに集約できると思います。
1 むし歯
2 歯周病
3 歯の破折
最近は「むし歯」で抜歯をする状況が減ってきた半面、
「歯の破折」で抜歯に至るケースが非常に増えてきました。
ただ、どんなに口腔内をご自身できれいにケアしていても
唾液の緩衝能と言われる初期むし歯を治す力が弱い方、
コーヒーなどを多飲される方などはむし歯で抜歯するケースも散見されます。
もっと歯磨きを頑張りましょうではないその部分に対する対策もしっかりありますので
毎日歯磨きをしっかりしていてもどうしてもむし歯になりやすい方は一度
下北沢井上デンタルクリニックにご相談下さい。
また、「歯根破折」に関しては最近の治療の潮流として
肉眼で歯科治療をしなくなり、拡大ルーペなどを使う頻度が増し
歯根破折が見つかりやすくなったり
ストレス社会で夜間の歯ぎしりや食いしばりの頻度が増えたのも大きな原因
と思われます。
次回からそれぞれに関して詳しくお話ししていければと思います。
ここまでいつも長文になってしまい申し訳ありませんが
お読みいただき誠にありがとうございます。