2017年2月8日
下北沢井上デンタルクリニックのむし歯治療の特徴は
「痛みをコントロールし、できるだけ神経を温存し小さく削って小さく詰める」
ことにあると考えています。
”歯は削るものではなく、大切に守るもの”なので
皆様の歯を10年後、20年後に治療が終わった状態のまま
健康に使って頂くために、どのような治療をご提供する必要があるかが
当院の治療の原点です。
むし歯治療は、病院によって様々です。
具体的には、むし歯治療のやり方、どこまでむし歯を取り除くか、使用する薬剤、穴が開いてしまったところを埋める方法など
本当に病院の数だけやり方と方法があると思って頂いて結構だと思います。
また、
どのタイミングで治療をするのかも重要な点です。
むし歯は慢性疾患ですので、実際に肉眼で見える状況になるまで、初期むし歯から逆算してどんなに早くても数年は必ずかかっているはずですので、
ご来院された状況が本当にむし歯を削る適切なタイミングかは慎重に判断されるべきです。
どこのどの部分にどのようにできているむし歯なのか、
早急に対応しないといけないむし歯なのか、
削って治療することでその歯の寿命を延ばすことができるのか、
むし歯予防に効果が高いフッ素は有効に使えているか、フロスや歯間ブラシなどで清掃性が確保されているか、
間食などでむし歯のリスクを高めている習慣がないか、
むし歯治療の後も口腔内細菌に耐えられるだけの状況か、
他の歯の状況はどのような状況かなど
削ったら二度と戻らない歯が治療に耐えられるだけの環境かどうかなどの情報を
総合的に判断し治療を進めさせていただければと思いますので
初診時、私からご挨拶をさせていただあとに
すぐイスを倒してむし歯をいきなり削ることはありません。
もちろん、痛みが強かったり、応急処置で早急にご希望があれば
迅速に対応致します。
一生使っていかなければならない歯をどのように治療するのか。
下北沢井上デンタルクリニックのむし歯治療について今後こちらで
さらに詳しくお伝えしていきます。