2020年5月1日
新型コロナウイルスが猛威を振るっており、
歯科医院での感染を心配されて受診を控えている方も多いと思われます。
特に治療時に使う切削器具等からの
”飛沫感染”という歯科治療特有の問題が報道等でも取り上げられ
ご存知の方も多いかと思います。
新型コロナウイルスでは現時点では空気感染は否定されており
飛沫と接触感染が主に感染経路として問題になっております。
下北沢井上デンタルクリニックではクリニック内で患者様が触る可能性のあるもの、触られたものに関しては
エビデンスに基づいた濃度の薬液で患者様ごとに清拭を徹底をしております。
また、患者様が院内で交差しないようにクリニック内ではご予約いただいた患者様だけ貸し切りの状態を作って
我々スタッフが目の届かないところで接触感染が起きないように配慮しております。
次に下北沢井上デンタルクリニックの飛沫感染についての対策です。
治療に使用する道具はほとんどが水が噴霧されますので
上記のように周辺環境を汚染します。
先程述べましたが、下北沢井上デンタルクリニックでは個室診療で、
ユニット(治療台)が並列に院内に並んでいるわけではありませんし、
治療されているのは院内でご予約をしている患者様お一人だけという
状況を作っておりますので、万が一にも別の患者様がその飛沫を身近で浴びることは
実際にはありません。
また下北沢井上デンタルクリニックではユニット(治療台)ごとに
口腔外バキュームと言われる機材を開業時より導入しており、
クリニック内の室内環境にも徹底的に対策をしております。
診療の際に患者様の口の横にこのフリーアームを近づけ
治療するとほとんど飛散物質を捕集してくれ院内を汚染から守ってくれます。
完璧な感染予防対策などはありえませんし、
いかにエビデンスレベルが高く感染予防対策ができるかは
クリニックの施設基準によってかなり違いがあります。
もちろん不要不急な治療は控えるべきものとは思いますが
その判断は専門家でもある我々歯科医師にしてみても
難しいものがありますので、お困りのことがありましたら
自己判断せずしっかりと担当の先生とご相談されるのが良いかと思います。
下北沢井上デンタルクリニックでもまずはしっかりとどうするかは
ご相談してご希望をお伺いしておりますのでご安心して
受診されて下さい。